| キリスト文化圏行脚 第3弾イタリア編 古代ローマ帝国の名残りあるこの地に立ち、史実に思いを馳せ撮影を試みる。 | | ローマと言えばキリスト教の総本山バチカンはまず外せないところ。サン=ピエトロ大聖堂の壮大な伽藍にはしばしア然とするばかりである。 |
| 学校の教科書なんかでよくみかけた、ミケランジェロ作「最後の審判」のあるシスティーナ礼拝堂。係員からノーフォト!と注意された。 | | ヴィットリアーノの前で記念撮影。地方のハイスクールの小旅行といったところか。男女を問わず皆仲が良いですね。青春ですな~ |
| 街で見かけた美しい娘さん。クリムトよろしく画像をいじくってみました。残念ながら悪戯の域を出ておりません。 | | パンテオンで見かけた大道芸人。トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」を大熱唱。こんな道の往来でオペラを耳にするなんて感激だ! |
| 傾きかけた陽光に映える石畳。どこまでも敷き詰めた石のひとつひとつに自然と対峙し組みした痕跡を認める。 | | 強烈なまでに人間の情念をカンバスに叩きつけたカラバッジオという画家の鬼気迫るパッションにただただ圧倒されるばかりである。 |
| 車中、知的で気品溢れる女性に遭遇。その横顔はまるでミューズの面持ちで、あらゆる美の原点がここに集約されているかのようであった。 | | フィレンツェの往来で物乞いに出会った。顔を隠すように地面にひれ伏し懇願するさまは、堂々と喜捨を促すインドのバクシーシとは一線を画す。 |
| ここイタリアでも昼間からやたら寝てる人が多い。ましてや女性があられもない姿で・・・。でもどこか微笑ましいのである。 | | 厨房の片隅を窓越しにスナップショット。パスタの具の仕込みだろうか、なんだか香りがここまで漂ってきそうだ。
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| 大聖堂が夕暮れの中、ライトアップで映し出される。そんな荘厳な風景のもとで、おもむろに読書に耽る。何と贅沢なことか。 | | うつろいやすい時の間で少女がメリーゴーラウンドではしゃぐ。ぐるぐる回る光景にわずかに眩暈を感じながら、その中で少女の歓声だけがこだまする。 |
| わが子の似顔絵を依頼する母。ポーズをとることに飽きてしまって欠伸をする少女。そんな少女にちょっと困惑して苦笑いを浮かべる絵描きさん。 | | いつかどこかで観た既視感とでもいうものか。いろんな映像が洋の東西を問わず頭の中を走馬灯のように駆け巡る。 |
| ナポリ名物のピッツァ・マルゲリータに舌鼓を打つ。トマトとモツッレラチーズとバジルのシンプルな取り合わせがたまらない。 | | ナポリの下町スペイン地区を散策。イタリア版肝っ玉母さんが日長往来で時を過ごす。この無為徒食さが何故かうらやましくなる。 |
| どこの小路にもこんなふうにジーザスが祭って?ある。奇しくもバイクのナンバープレートに不吉なものを見てしまった。なんという皮肉 | | ナポリの街角をスナップしていたら図らずもモアイ顔のヅラおじさんが画面に入ってしまった。これはこれで面白い・・・ |
| 路上で愛犬のナポリタン・マスティフと佇むおじさん。スカッパ・ナポリ一円をぐるっと散策し、しばらくして戻ってみたら、まだおんなじところにいた。 | | ローマへ戻りテルミニ駅近くのカフェへと足を運ぶ。一日の終わりに人はそれぞれ思い思いに夜を、そして人生を楽しむ。いいではないか・・・ |